早慶中国学会09
なんかいろいろあってあまり書く気力もないけど、いろいろ重要なことも聞けたのでもったいないと思い、できるだけ書いてみた。
今回も例によって例の如く、かずお先生と話をしたのですよ。
今年は売る側には回らないとの事で。
「先生ハルヒ二期も微妙に始まりましたねッ!!」
と話を振ったら
「うーん、ハルヒはまだ見てないんだよねー。けいおんは録画して全部見たけど」
と返してくる。さすがです。
てかやっぱけいおんってそんなに面白かったのだろうか?軽音部つながりだから中学・高校生の連中に人気は出るんだろうけど……というようなことを先生に聞いたら、
「いや、わたし面白かったですよあれ。むしろおにゃのこ同士キャッキャしてんのを紳士のまなざしでもってニヤニヤ見る、おっさんのためのアニメですよあれは」
と断定してくれました。そうなのか……。
まあ常識的に考えて、金を出してくれる大きなお友達を第一目標に狙わないと採算とれねーからな。そういうヲタ業界の鉄則を忘れてました。いろいろお祭り騒ぎしてる若者はいわばおまけなのですね。
そういうことを聞くために学会に来たわけではなくてですね。
去年に引き続き茅盾の専門家のSN野先生と話をするために来たようなもんです今日は。
視覚芸術の見地から茅盾を語るという観点は、褒めていただいてありがたいです。
ただ、若い茅盾が映画について語っている記録が全然残ってないのが問題なのよね。全集見ても見当たらないから先生に聞いてみたら、やはり無いと思われるとの事。解放後とかに発言してたりするけど、その時には茅盾は政府の要職に就いてますから資料としての扱いが難しいのね。政治のための発言になっちゃうから。
だからやっぱり作品を通じて比較するしかないのですが、なかなか骨の折れる作業になりそうです。
「子夜」が描かれる前後って、中国で映画やラジオなどが台等してきて、メディアの大きな変革を余儀なくされた時代なのですね。その中で無論、映画を文学に取り込もうとする試みもあるのです。その代表として茅盾の「子夜」を選ぶのには、おそらく誰も異論はないと思われます。「子夜」は中国で成功した最初の長編小説ですから(それまでは短編や中編ばっかだったのです)。んで、その最初の成功した長編小説である「子夜」における手法に映画が多分にかかわっているのは既に認められるところなのです。その分析はまだ完全ではないと思いますが。
ただ、それらを論じるためには、視覚と近代について論じなければならないわけです。
幸いにも、リアリズムと視覚、モダニズムと視覚の関連性については既に先行研究が膨大に存在する(やっぱ近代を見直す上で必須作業だったのですね)ので材料には事欠かないのですが、あまりに多すぎるので、さてどれから読もうかな?というところで迷ってます。
適当にamazonで買ってみましたが、どれから読めばいいのやら。
ついでに、「霜葉は二月の花より紅なり(通称もみじ)」について聞いてみた。
茅盾はその作家生活を通じて常に中国を描こうとしていて、諸短編を経て、「子夜」で視覚芸術と文学の親和を達成する(それは時代の要請でもある)。「子夜」では農村まで描くことはかなわなかったが、その後も「農村三部作」やら「林商店」やら「腐蝕」やらで都市と農村を描き続ける。しかし、あるところで行き詰まる。そこで「もみじ」では歴史という(彼にしてみれば)新しい切り口でもって、さらにスケールアップした中国の描写を図った。
というのがSN野先生の茅盾観だそうです。
うむ、参考にしておこう。
てか早稲田の現代分野の人たち自由すぎるwまともに文学やってる人が一人もいねーよ。
SN野先生自身も「マンガもいけるでよ」とな。
うらやましいとまでは言わないけど、うちとは真逆ですな。カラーが出てて面白い。
Haruneを岡崎由美先生(金庸の邦訳でその道ではかなり有名)に会わせて話をさせるというミッションもコンプリートしたことだし、よかったよかった。
その後、うえまつが(うえまつ先生と言ったら「先生つけんな!」と言われたので、今後敬意をもって呼び捨てにさせていただきますw)生意気にも岡崎先生に盾突くそぶりを見せたのはここだけの話。てかうえまつの専門分野を5年目にして初めて知ったよww
まぁ、あながちでたらめとも言えない話だったんですがね。中国通俗文芸における身体性の欠如って話ね。「斬る」とか「飛ぶ」とかそういう動作を表す表現は無駄に豊富なのに、それを根拠づける身体の描写が動作の豊富さと比べてあまりにも乏しいってのはどういうことなんだ?と、柔道かじってたらしいうえまつが突っ込みを入れたのです。岡崎先生は「軽業師がその具体的な動作のイメージの元ネタだろう」と推測しているのですが、それだけじゃすまねーだろと言う話です。うん、確かに特殊ではあるよね。西洋の「小説」以前の文芸と比べても。
だれか考えてみてくださいよこのテーマについて。
はぁぁ、なんだか自分が愚かしくて嫌になる出来事があったんですが。
明日からまた頑張ろうっと。
まだ課題はあるけどねッ!いつ終わるんだこれorz
今年は売る側には回らないとの事で。
「先生ハルヒ二期も微妙に始まりましたねッ!!」
と話を振ったら
「うーん、ハルヒはまだ見てないんだよねー。けいおんは録画して全部見たけど」
と返してくる。さすがです。
てかやっぱけいおんってそんなに面白かったのだろうか?軽音部つながりだから中学・高校生の連中に人気は出るんだろうけど……というようなことを先生に聞いたら、
「いや、わたし面白かったですよあれ。むしろおにゃのこ同士キャッキャしてんのを紳士のまなざしでもってニヤニヤ見る、おっさんのためのアニメですよあれは」
と断定してくれました。そうなのか……。
まあ常識的に考えて、金を出してくれる大きなお友達を第一目標に狙わないと採算とれねーからな。そういうヲタ業界の鉄則を忘れてました。いろいろお祭り騒ぎしてる若者はいわばおまけなのですね。
そういうことを聞くために学会に来たわけではなくてですね。
去年に引き続き茅盾の専門家のSN野先生と話をするために来たようなもんです今日は。
視覚芸術の見地から茅盾を語るという観点は、褒めていただいてありがたいです。
ただ、若い茅盾が映画について語っている記録が全然残ってないのが問題なのよね。全集見ても見当たらないから先生に聞いてみたら、やはり無いと思われるとの事。解放後とかに発言してたりするけど、その時には茅盾は政府の要職に就いてますから資料としての扱いが難しいのね。政治のための発言になっちゃうから。
だからやっぱり作品を通じて比較するしかないのですが、なかなか骨の折れる作業になりそうです。
「子夜」が描かれる前後って、中国で映画やラジオなどが台等してきて、メディアの大きな変革を余儀なくされた時代なのですね。その中で無論、映画を文学に取り込もうとする試みもあるのです。その代表として茅盾の「子夜」を選ぶのには、おそらく誰も異論はないと思われます。「子夜」は中国で成功した最初の長編小説ですから(それまでは短編や中編ばっかだったのです)。んで、その最初の成功した長編小説である「子夜」における手法に映画が多分にかかわっているのは既に認められるところなのです。その分析はまだ完全ではないと思いますが。
ただ、それらを論じるためには、視覚と近代について論じなければならないわけです。
幸いにも、リアリズムと視覚、モダニズムと視覚の関連性については既に先行研究が膨大に存在する(やっぱ近代を見直す上で必須作業だったのですね)ので材料には事欠かないのですが、あまりに多すぎるので、さてどれから読もうかな?というところで迷ってます。
適当にamazonで買ってみましたが、どれから読めばいいのやら。
ついでに、「霜葉は二月の花より紅なり(通称もみじ)」について聞いてみた。
茅盾はその作家生活を通じて常に中国を描こうとしていて、諸短編を経て、「子夜」で視覚芸術と文学の親和を達成する(それは時代の要請でもある)。「子夜」では農村まで描くことはかなわなかったが、その後も「農村三部作」やら「林商店」やら「腐蝕」やらで都市と農村を描き続ける。しかし、あるところで行き詰まる。そこで「もみじ」では歴史という(彼にしてみれば)新しい切り口でもって、さらにスケールアップした中国の描写を図った。
というのがSN野先生の茅盾観だそうです。
うむ、参考にしておこう。
てか早稲田の現代分野の人たち自由すぎるwまともに文学やってる人が一人もいねーよ。
SN野先生自身も「マンガもいけるでよ」とな。
うらやましいとまでは言わないけど、うちとは真逆ですな。カラーが出てて面白い。
Haruneを岡崎由美先生(金庸の邦訳でその道ではかなり有名)に会わせて話をさせるというミッションもコンプリートしたことだし、よかったよかった。
その後、うえまつが(うえまつ先生と言ったら「先生つけんな!」と言われたので、今後敬意をもって呼び捨てにさせていただきますw)生意気にも岡崎先生に盾突くそぶりを見せたのはここだけの話。てかうえまつの専門分野を5年目にして初めて知ったよww
まぁ、あながちでたらめとも言えない話だったんですがね。中国通俗文芸における身体性の欠如って話ね。「斬る」とか「飛ぶ」とかそういう動作を表す表現は無駄に豊富なのに、それを根拠づける身体の描写が動作の豊富さと比べてあまりにも乏しいってのはどういうことなんだ?と、柔道かじってたらしいうえまつが突っ込みを入れたのです。岡崎先生は「軽業師がその具体的な動作のイメージの元ネタだろう」と推測しているのですが、それだけじゃすまねーだろと言う話です。うん、確かに特殊ではあるよね。西洋の「小説」以前の文芸と比べても。
だれか考えてみてくださいよこのテーマについて。
はぁぁ、なんだか自分が愚かしくて嫌になる出来事があったんですが。
明日からまた頑張ろうっと。
まだ課題はあるけどねッ!いつ終わるんだこれorz

